暖かい春が近づきワクワクするとともに、辛くなってくるのが花粉症。
花粉症を発症していなくても、花粉による刺激で、お鼻がむずむずしたり、目のかゆみがあったり
する方も多いと思います。
花粉症とは季節性アレルギーのひとつで、私たち人間の体に備わった免疫システムです。
その免疫システムが、侵入してきた花粉を異物だと認識して、排除すべく攻撃している状態です。
その際、くしゃみや鼻水、涙など体外に排出すべくこういった症状がでるわけです。
そんな辛い症状に直接働きかけてくれるのが
『印堂』 いんどう というツボになります。
場所は、お顔の左右の眉の真ん中にあり、お顔の正中線(体の左右中央を縦に走ると仮定した線)
の上。
人差し指の先をツボに当て、息を吐きながらゆっくりと押します。
そして息を吸いながらゆっくりと力をゆるめます。
これを6回から8回。ポイントは気持ちよく感じる強さです。
このツボを刺激すると、辛い花粉症の症状が一時的ではありますが、和らぐ効果が
あります。
さらに
『太谿』 だいけい
とよばれる、体に抵抗力をつけるツボで、普段から刺激することで花粉症体質を
変えていくことができるようです。
場所は、内側のくるぶしとアキレス腱の間にあるくぼみになります。
足首をつかむようにして親指をつぼに当てます。息を吐きながらゆっくりと押します。
そして息を吸いながらゆっくりと力をゆるめます。
これも左右6回から8回。アキレス腱に向かって指を押し込む感じで少し強め押すのが
ポイント。
さあ、ツボを押して辛い季節を乗り切りましょう
!!