1・・筋肉痛や痛みを感じやすくなる

身体が固いと血流も乱れます。すると肩こりや腰痛などの痛みを併発するばかりではなく、足の捻挫を引き起こしやすい体質や肉離れを起こしたりしてしまいます。

 

2・・姿勢が悪くなる

身体が固い人は、同じ姿勢をとり続けることが難しくなります。そのため正しい姿勢を保てず、猫背などの体に負荷をかける姿勢を頻繁にとるようになります。姿勢が悪くなるとやがて骨盤がゆがみ、悪化するとO脚のように歩行に支障をきたす症状に発展することもあります。また姿勢が悪いということは体の重心が狂ってしまうことになるので、平衡感覚を失ってしまい、何もないところで転倒する恐れも出てきます。

 

3・・疲れやすい

ちょっと体を動かしただけで、すぐに疲れやすくなる可能性があります。体が固いと身体各部に余計な力がこもってしまうため、無駄な動きが多くなってしまうためです。また筋肉には血管・神経やリンパ管が通っています。筋肉が固まるとこれらの器官にも支障が出ます。血によって全身に運ばれる予定の酸素がうまく全身に行き届かない、老廃物や疲労物質が体外に出されず蓄積される、神経のはたらきが鈍くなり回復を促す命令が脳から筋肉に伝わりにくい、などさまざま弊害が出ます。

血流の阻害は「冷え」の原因となり別の症状を引き起こし、脂肪燃焼が起きにくくなり基礎代謝も低下します。その結果、少しの作業でも疲れてしまうようになるのです