血液ドロドロのままでは、色々な病気を引き起こしてしまいますが、常日頃から「血液をサラサラにする食品」を食べていれば、防ぐ事ができます。 血液をサラサラにする食品には、次のようなものがあります。

血液をサラサラにする食品

●玉ねぎ
「血液サラサラ食品」の代表と言われる玉ねぎには、「アリシン」や「ケルセチン」といった有効成分が含まれています。アリシンには、血液中の余分なコレステロールを排出したり、血小板の凝固を防いで血栓ができにくくする作用があると言われています。ケルセチンには、体内の脂肪の吸収を抑制したり、排出するのを助ける働きがあります。玉ねぎは生で食べたほうが血液サラサラ効果が高いと言われます。

●納豆
納豆には、「ナットウキナーゼ」という納豆にしか含まれていない酵素があり、血管にできた血栓を溶かす作用があります。納豆も貴重な血液サラサラ食品です。

●人参
人参に含まれる「アルファカロチン」や「ベータカロチン」は、抗酸化力があるため、血液ドロドロの原因になる活性酸素から体を守る事ができます。また人参に含まれるカリウムには、ナトリウム(塩分)を排出し血圧を下げる働きがあります。

●サツマイモ
サツマイモには豊富な食物繊維が含まれており、ナトリウム(塩分)を吸着する働きがあります。またナトリウムを排出する働きのあるカリウムも含まれているため、高血圧の抑制効果があり、ドロドロ血液を予防する事ができます。

●黒酢
黒酢に含まれる「メラノイジン」には、血行を良くし、コレステロールを低下したり、血糖値降下作用があります。また、血管を軟らかくするヒスチジンが米酢の15倍も含まれています。

●青魚類
イワシ、サバ、サンマ、アジなどの青魚類には、EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)が含まれており、血中の悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす働きがあります。また、血栓の基になる血小板の凝集を防いだり、血圧を下げる働きもあります。

●海藻類
昆布やワカメなどの海藻類に含まれるヨードは新陳代謝を促し、ぬめり成分のアルギン酸には、血糖値の上昇を防いだり、コレステロール値を下げる働きがあります。

●その他
その他、血液をサラサラにするための食品として、にんにく、梅干、お茶、バナナ、ねぎ、緑茶、ウーロン茶、キノコ類、カボチャ、黒豆などがあります。