冷え性おすすめ対策
やっぱり適度な運動

運動することで、血液を送り出すポンプ(足の筋肉)が強くなり、筋肉量が増えて、基礎代謝量が多くなり、熱を生みやすい体になる。 ポンプ(足の筋肉)は第二の心臓とも呼ばれています。心臓が血液を送り出し、足の筋肉が収縮して血液を上半身に送り返すという動きをします。全身の筋肉の約7割が足の筋肉と言われていますので、特に足を中心に動かしたり、足を温めたりすることが重要です。 普段あまり体を動かさないと、この両方のポンプの力が弱くなり、血行不良になってしまうのです。体を温める熱を発生するのは、主に全身の筋肉です。運動することによって熱を生み出すのです。身体が冷えるとブルブルと震えるのは、身体を温めるために筋肉が自然に動く現象です。 運動不足で筋肉が細くなったり、ダイエットなどで新陳代謝が落ちていると、熱を生み出す力が弱まってしまいます。生み出す熱が少なければ、いくら厚着をしても温まらないのです。ですから、運動は「温まりやすい体」になるためには、とても効果的なのです。

気分爽快!!半身浴

体が外から温めるには、やはりお風呂にゆっくり入るのが効果的です。その中でも胸から下の下半身だけお湯につかる「半身浴」は冷えやすい足もよく温まります。冬場は38度?40度ぐらいのぬるめのお湯に20?30分、下半身をじっくりとつけていると、どんどん汗が出てきます。このとき、手はお湯に入れないのがポイント。お風呂用のイスに腰掛けたり、お風呂のふたをしめて蒸気をためるなどの工夫をする人もいます。

プチ断食

人間の体は食べ物を食べると消化のために血液が胃腸に集中してしまいます。プチ断食は半日や1日、野菜ジュースや水分だけを取ることで、胃腸を休ませ、その分の血液が身体を改善するために使われます。 また断食により、体温が高くなり、免疫力が向上します。 動物が病気になると何も食べないのは、この自然治癒力を高めるための本能が働くからと言われています。

漢方薬で改善

漢方はカラダに穏やかな働きをします。急に症状が改善するような薬剤を使用するより、穏やかな漢方はカラダのためによいと考えられます。漢方はその人それぞれの体調・体質に合わせて選びます。 女性の冷え症に使用する漢方で、代表的なものに「当帰四逆湯」「当帰芍薬散」があります。また、体力が弱っているときは「当帰四逆加呉茱萸生姜湯」が多く使用されています。そして、カラダ全体の血液の流れをバランスよくするためには、「桃核承気湯」が使用されている場合があります。これだけが一般的な漢方ではありません。 その他、冷えとともにカラダの調子をよくしていくことが出来るように、たくさんの漢方から選びます。 漢方の使用を考えている人は、専門の漢方薬局で漢方に詳しい薬剤師に相談しましょう。

気軽にお茶で冷え症を解消

普段飲んでいるお茶。これで冷え症をお茶で解消できるとしたら、気軽に取り入れることができるでしょう。ただ、お茶だったら何でもよいのかと言えばそうではありません。冷え症を少々でも解消できるようなモノを探してみてはいかがでしょう。 では、どのようなお茶がよいのでしょうか?「よもぎ茶」「クコ茶」「かりん茶」などが冷え症に効果的だと言われています。 また、冷え症の人は鉄製のやかんでお湯をわかすとよいです。冷え症によいとされている鉄分をとることができます。 他にもよいと考えられているお茶があるので、自分にあったお茶と入れ方、飲み方をしましょう。