車を運転していて肩こりを感じたことはありませんか?
運転中の肩こりは、注意力を奪い、事故を引き起こす原因にもなるので注意が必要です。そこで、運転中の肩こりを予防・改善する方法を紹介します。以下のポイントを押さえて、肩こり対策に取り組んでみてください。
運転中の肩こりの多くは、姿勢が原因で起こります。具体的にどのような姿勢が問題となるのか? 一つずつ見ていきましょう。
1-1.シートとハンドルの離れすぎが肩こりを招く!
シートとハンドルが遠すぎると前かがみで肘が伸びきった姿勢になり、肩こりが起こりやすくなります。前かがみは、首や肩に負担をかける大きな要因です。また、肘が伸びきった状態でのハンドル操作は肩の筋肉が疲労しやすくなります。こうした疲労や負担によって、肩こりが引き起こされるのです。
1-2.シートとハンドルは近すぎても良くない?
シートとハンドルが近すぎるというのも肩こりを招く要因となります。これは、シートとハンドルが近すぎる場合、自然と肩が上がり、不自然な力が入るためです。肩の緊張状態が続くと血行不良が起こり、これによって肩こりが起こります。
1-3.背もたれの倒しすぎに注意!
背もたれの倒しすぎによる反り返った姿勢も肩こりを招く原因です。背もたれを倒すと一見楽なようにも見えますが、首や腰のカーブが伸びきった状態となり、首から肩の筋肉に大きな負担がかかります。これによって、肩の筋肉に疲労物質が蓄積され、肩こりが起こりやすくなるのです。
1-4.ハンドルを片手で握ってはだめ?
ハンドルを片手で持って運転している人をよく見かけますが、これも肩こりを引き起こす原因となります。片手のみでハンドルを操作すると、重心の位置が偏り、正面を向いた時に体がねじれるためです。こうした姿勢が肩や首に負担をかけ、肩こりになります。