健康法の基本は、免疫力を高めることがすべて!

健康な人でも、一日に数千個のガン細胞ができると言われています。
でもなぜ皆がガンにならないかというと、免疫力があるからです。
免疫力が高いと、病原菌やガン細胞から体を守って健康を維持できますが、ストレスや運動不足、喫煙、暴飲暴食などで免疫力が下がると、病原菌やガン細胞の格好の的となり体調を崩してしまいます。

体温を上げる

日本人の平均体温は36.8℃?37.0℃が理想だといわれています。
最近は日本人の体温が低下してきているという説があり、平熱が35℃台の人も増えているようです。
体温は、1℃下がると免疫力が30%低下するといわれ、また35℃台の体温はガン細胞が増殖するのに最も好む温度域だといわれています。
低体温は体内を酸化させ、老化スピードを促進させ、細胞の新陳代謝を悪くする。
つまり低体温になると、病気に対する抵抗力が下がり、抵抗力が低下したことによって病気が発症・悪化し、それによって体内環境が悪化し、さらに低体温になるという悪循環にはまり込みます。
逆に体温を1℃上げると免疫力は500?600%上昇する、つまり5倍?6倍も免疫力が高くなるそうです。
体温を恒常的に上げる最も良い方法は「筋肉を鍛える」ことです。

首と名のつくところを冷やさない!

人間の体の中には、首(くび)と名のつくところが幾つか在ります。
首、手首、足首、腰(くびれ)、これらはすべて体を健康に保つために重要な部位で、冷やさないようにすることが大切です。
これらの部位には、昔から温める為のアイテムが存在しました。
首にはマフラー、手首には手袋やサポーター、足首には靴下やレッグウォーマー、腰には腹巻と昔から冷やしてはいけない部位だと認識されていました。
これら首と名のつくところは、細くなっていて手首・足首は血管に近く、首は血管・神経に、腰(くびれ)は大切な臓器に近い所なので重要な部位なのです。
またこの首と名のつくところは、関節としても一番よく使う部位でもあり、ゆっくり大きく円を描くように回すなど関節を常に柔らかく保つように心掛けてください。

歩くことは、足を温めるのに最も効果的です!

足の温度は、体温と比べ低く30℃?32℃ぐらいが理想的だそうです。
しかし冷え症の人は26℃前後しかない人も多いそうです。
歩くことで足の温度を簡単に上げることができます。
ひざの悪い人はつま先立ちを繰り返し土踏まずと足首を動かしましょう。
足の指でジャンケン(グー、チョキ、パー)をするのも効果的です。
最初はなかなかできないかも・・・、でも慣れてくると気持ちいいですよ!
テレビを見ながらや、お風呂に入った時、寝る前の布団の中で等々がんばってみてください