では、片頭痛の治し方のポイントについてみていきましょう。

片頭痛の治し方、4つのポイント

片頭痛を治すのに有効で簡単にできる方法を次に挙げておきます。

「片頭痛」は冷やして治す

片頭痛は頭の血管が過度に広がって神経を刺激することが原因ですので、痛い部分は「冷やす」のがポイントです。こめかみなど痛む場所をジェルシートなどの冷却グッズで直接冷やすと血管が収縮して痛みが軽くなります。逆に、シャワーや入浴、運動などの体を温める行為は血管を広げてしまうので避けた方がよいでしょう。

 

コーヒーを飲む

軽い片頭痛なら、頭痛が始まった時にコーヒーなどカフェインを含んだものを飲むと症状が軽くなることがあります。コーヒーに含まれるカフェインには、血管収縮作用があるので拡張した血管を抑える効果を期待できます。コーヒーが苦手な方であれば、緑茶や紅茶などカフェインを含む飲み物なら偏頭痛解消の効果を期待することができます。

 

静かで暗い部屋でじっとする

偏頭痛では、光や音に過敏になると言われていますので、静かで暗い部屋でじっとしている方が良いです。偏頭痛が起こっている時に明るい部屋や太陽の光の降り注ぐ屋外にいると頭痛が悪化することも多いです。また、騒音はもとより小さな音にも敏感に反応してしまうので、一旦頭痛が始まってしまったら、暗い静かな部屋でじっとしていましょう。

 

片頭痛に良い食べ物を食べる

食事と頭痛は密接に関係しているという説があります。片頭痛持ちの人の3割がマグネシウム不足という報告がありますし、マグネシウムやビタミンB2を一定量摂っていると片頭痛予防に効果がある、という調査結果もあるようです。

 

 

 

・マグネシウムが多い食べ物
大豆、いわし、しらす、あさり、わかめ、こんぶ、アーモンド等。
・ビタミンB2が多い食べ物
レバー、うなぎ、納豆、牛乳、玉子等。

 

これ以外にも、片頭痛に良いフィーバーフュー(和名:夏白菊)という菊科のハーブが有名です。夏白菊は、何世紀も前から伝統的に発熱、頭痛、胃痛、歯痛、虫さされに使われてきた薬用ハーブで頭痛の方向けのサプリメントの材料として使われています。