テアニンは、
お茶のうま味や甘味の成分で、アミノ酸の仲間です。茶葉に含まれるアミノ酸は、他にも数種類ありますが、ほとんどがこのテアニンで占められています。
テアニンは、お茶の葉だけに含まれる成分で、その含有量は、一番茶の若い芽に多く含まれています。また、テアニンは日光を浴びることで、カテキンへと変化していきます。玉露のように、光をさえぎって育てられた茶葉には、テアニンがより多く含まれるため、うま味や甘味の多い緑茶ができあがるということです。
テアニンの効能は、脳の神経細胞を保護する働きがあります。お茶のカフェインによって、刺激を受けた神経細胞が、テアニンの働きによって和らげられ、穏やかな効き目へと変化していくということです。
緑茶を飲んで、リラックスをするのは、テアニンの効きめなのですね。