暑さに対する抵抗力を養うには、「タンパク質」、「炭水化物」、「脂質」の三大栄養素をバランスよくとることが大切です。
とくに若い独身男女の食生活は、朝食はパンにコーヒー、昼食はラーメンや冷やし中華などにおにぎり、夕食はイタリアンでパスタやピザなど炭水化物が過多でタンパク質が不足しがちです。
タンパク質・・・肉・魚・大豆製品などが不足すると、筋肉量が減って疲労などへの抵抗力が落ちてしまいます。筋肉量を減らさずに基礎代謝を維持するために必要なタンパク質は、自分の体重の数字×1.0gです。例えば50kgの女性なら、1日50gのタンパク質が必要です。
とはいえ、魚の場合、骨や皮などを省いた「身の部分」のタンパク質含有量は100g中25gしかないので、1日50gのタンパク質をとるには、200gの魚の身を朝昼晩に分けて食べるのが理想です。
また、オリーブ油など質の良い脂質を摂取するのも有効です。