私たちの体のシステムは、体内時計が刻む時間によって働き方が違うもの。つまり、そのリズムに沿って食事を摂ることで、摂ったカロリーの使われ方や効率も違ってくるそうです。人間は食べると代謝が始まり、エネルギーとして消費されますが、これが「カロリーを燃やす」ということ。ダイエット中の人が運動をするのは、食べたものを燃やすためだというわけです。

しかし食べた直後は、たとえ横になっているだけでも代謝量が増えてカロリーが活発に消費されるようになっているのだといいます。この現象を「食事誘発性熱産生(DIT)」といい、食べると体が温かくなるのはこのためです。

この働きは筋肉量は食事方法によっても、そして時間でも違ってくるそうです。同じ献立だったとしても、夜遅くに夜食として食べた場合と、朝起きてすぐに朝食を食べた場合とでは、4倍もの違いがあるというのですから驚き。しかし夜遅くに食べてそのまま寝た場合と、朝食として食べたのち活発に活動する場合とでエネルギーの消費のされ方が違うのは当然だともいえます。

つまり、朝ごはんは「食べてもすぐに消費できるカロリー」だということ。だから、朝ごはんをたっぷり食べても太る心配は低い。もし、なにかおいしいいただきものがあったとしたら、夜はぐっとこらえ、朝食に食べるようにするといいそうです。

同じカロリーでも、いつ食べるかで違うから食べる時間を気をつけないとですね!!