4月1日はエイプリルフール(April Fool)と呼ばれ「害のない嘘をついて良い日」として、日本だけでなく世界中で親しまれています。

エイプリルフールの起源の説としては

  1. キリストが生前にユダヤ人に愚弄された故事を忘れないための行事とする説。
  2. もう1つ似た説に、この日がキリストの命日であり、キリストがユダのウソで裏切られたのを忘れないために設けられたという説です。
  3. 16世紀なかばのフランスで、1年の始まりをそれまでの春分の祭りから1月1日に改めた際に、これを喜ばない人々が昔ながらの正月の祭りを4月1日に催したのが起源とする説。
  4. さらにはインドで、仏教徒達が春分の日から月末まで座禅を組んで悟りの修業を行い、その間悟りの境地に居ますが月末にそれが終わるとまた迷い出すので、この日を揶揄日(やゆび)と呼んでからかったことが起源でそれがヨーロッパに伝わったとする説もあります

日本にエイプリルフールが伝わったのは江戸時代。当時は『不義理の日』と言われていたそうです。当時は不義理を働く(ウソをつく)のではなく、ふだん義理を欠いていたことを手紙などで詫びる日でした。江戸時代のウソに対する厳格な価値観がうかがえます。

嘘をつくのにはいくつかルールがあるようです。

  • 誰かが不幸になる嘘はNG
  • 嘘をついてもいいのは4月1日の午前のみ
  • 午後はついた嘘のネタバレをする
  • エイプリルフールでついた嘘はその一年間に実現することはない

 

せっかく嘘をつくなら スケールの大きい嘘をついてみたいものです。

笑顔の増える一日になるといいですね。