白髪があると老けた印象を与えてしまうので、白髪で悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
冷え性になると血行不良がおこりますが、血行不良は白髪ができてしまう原因にもなります。
髪の主成分は皮膚や爪と同じくケラチンというたんぱく質。
実は髪はもともと白色で、メラニン色素により髪の色をつけているのです。
毛根にはメラノサイトという色素生成細胞があり、それによってメラニン色素が作られ、メラニン色素の種類や量によって髪の色が黒や金髪になります。
しかし、メラノサイトの機能が低下してしまうとメラニン色素が作られなくなってしまうため、白髪となって生えてくると言われています。
メラノサイトの機能が低下する原因として、加齢、ストレス、遺伝、無理なダイエットなど色々ありますが、血行不良も原因の一つ。
血液は各細胞に栄養を届けているので、頭皮が血行不良になると毛根に栄養が十分行きわたらなくなり、メラノサイトの機能が低下してしまうのです。
頭皮の血行不良は抜け毛や切れ毛、枝毛などの原因にもなりますので、これらの症状に悩んだら冷え性を改善しましょう。
頭皮の血行をよくする方法としては、頭皮マッサージがおススメです。
シャンプーをするときに指の腹を使い、揉みほぐす感じでマッサージをしましょう。
また、白髪を改善する食べ物として「黒ゴマ」がいいと言われています。
白髪を改善または予防するには、たんぱく質・銅・亜鉛を摂取するといいらしく、黒ゴマにはこの3つが含まれているからです。
ほかにも黒ゴマにはセサミンやビタミンE、カルシウム、マグネシウム、鉄、アントシアニンなど様々な栄養素が含まれ、美容や健康にいい食べ物とされています。
黒ゴマは1日大さじ1杯を目安に食べるのがいいそうですが、ゴマは外皮が固くそのままでは栄養が吸収できないので、すりつぶして食べましょう。
実際、黒ゴマで白髪が改善された人もいる様です。
もちろん、運動をしたり、しっかりとした睡眠をとる、冷たいものを飲み過ぎないなど生活習慣を見直して冷え性対策をし、体の血行をよくすることも大切です。