血液中の血漿成分の一部は、血管とリンパ管にそれぞれ入ります。
これらには代謝物が加わりますから、当然ウイルスや細菌も入ってしまいます。

体内には800ヶ所にリンパ節(耳の下、股の下、脇の下など)があり、
ここではリンパ液に含まれるウイルスなどの不純物をろ過したり、
リンパ球をつくったりといった”作業”が行われています。

例えばウイルスなど病原菌があなたの体内に侵入しようとしたとします。
するとリンパ球や白血球がウイルスを攻撃して侵入を阻んでくれます。
しかしもしウイルスが強い場合にはリンパ節まで冒されてしまいます。

あなたのリンパ節が痛んだり、腫れている場合には
あなたの免疫機能とウイルスが闘っているのだと思ってください。

しかし、もしウイルスや細菌の方が強い場合には、
リンパ節の腫れだけでは済まなくなり深刻な病気に移行することがあります。

もし、腫れやすごい痛みがあったら病院に行って検査しましょう。