マッサージは、主に手を使って行う療法の一つです。

なでる、こするなどの動作を行いながら、皮膚の上を移動し、筋肉に圧力をかけます。

マッサージには、筋肉のコリをほぐす、筋肉の調子を整えて正常な状態を維持する。
血液やリンパ液の循環を促すなどの効果があります。

激しい運動を行った時、また、逆に、極端な運動不足の時には、筋肉に二酸化炭素や乳酸、尿素といった老廃物が溜まります。
そんな時にマッサージを行うことで、老廃物、特に乳酸の排出が促進されて、筋肉が緊張から開放されて、機能が正常に戻るといわれています。

また、老廃物が溜まると、それ自体が疲労やストレスを引き起こしますが、マッサージによって老廃物が排泄されると、新陳代謝が活発になります。

さらに、マッサージは、神経にも影響を与えます。 マッサージは、自律神経に作用して、リラックス感を生み出します。 そのメカニズムは、マッサージを受けることで、皮膚の感覚神経末端が刺激を受け、中枢神経系を経由して脳に伝わります。脳に伝わると、身体全体に効果がおよび、ストレスの影響は軽減し、リラックスできるのです。

最後に、マッサージによる、肌と肌とのふれあいは。コミュニケーションの一つの手段でもあります。

これは、相手を受け入れる(肯定)ことにもつながり、相手を尊重していることにもなります。

マッサージを受けると、心も身体もリラックスして、気分が良くなるのは、精神的にも受け入れてもらえたという満足感があるからです。

こんな素晴らしいマッサージを、多くの方に体験してもらいたいですよね