リンパが循環するためには、次の要因が無くてはなりません。
1.筋肉運動(骨格筋ポンプ)
リンパは、皮膚と内臓から始まり心臓に戻ってくる体液循環の仕組みで、独自のポンプを持って
いない。
浅リンパの循環は、皮膚に分布しているリンパ管が骨格筋運動によって収縮し、これによって
リンパ液が循環する。
2.呼吸(横隔膜ポンプ)
呼吸によって横隔膜が拡張・収縮し、これによって胸管が刺激され、リンパ液が循環するのを
助ける。
3.腸蠕動運動(内臓筋ポンプ)
自律神経によって腸蠕動運動が起こり、この内臓筋のポンプによって腹部のリンパ循環が起こる。
4.外部からの刺激(リンパマッサージ)
リンパを循環される一番簡単な方法がリンパマッサージです。
以上のように、リンパを循環させる方法はいくつかありますが、この中で、もっとも手軽にリンパを循環させ、
免疫力向上や排泄機能を高める簡単な方法がリンパマッサージなのです。