脚の歪みは、体や顔の歪みの原因になるだけではなく、脚を太く短く見せ、さらにセルライトや脂肪がつきやすくなる原因にもなります。

あなたの脚、ゆがんでいませんか? チェックしましょう!

◆生活習慣でチェック

・週に3日以上、ヒールの高い靴をはく
・立っているときに、気づいたら片脚に重心をおいている
・床に横座りするときは、決まって同じ方向になる
・座っているとき、つい脚を組んでしまう
・ウエストのくびれの位置が、左右で違う
・外反母趾気味である
・太ももやふくらはぎを触ると硬い

これらの項目の中で2つ以上当てはまったら、下半身の筋肉が凝って血液やリンパが滞っているサイン。歪み脚、むくみ脚の可能性大!です。

◆正面から立ち姿をチェック

鏡の前に立ち、脚を腰幅に開いて正面を見ます。

腰に手を当てたときにグリグリと出っ張っている腰骨と、膝の中央と、足の人差し指の位置が一直線上にあるか、確かめましょう。

腰骨のグリグリに対して、ひざが内側に入っていませんか? こうした状態は、最近の女性に多いものです。

原因は、股関節周りの筋肉を正しく使えていないことです。

ひざが内側に入っている状態とは、お尻を締めながら脚を閉じる筋肉(大内転筋、短内転筋)が弱く、股関節周りの筋肉が正しく使えず、股関節、太ももが外側に張り出し、歪んだままバランスをとろうとしている状態です。そうなると、脚の付け根にあるリンパ節や大腿動脈、大腿静脈の流れが滞って、下半身全体がむくみやすく太りやすい状態になってしまいます。

そして、生活習慣のクセは、歪みだけでなく脚を太く短く見せてしまう原因になりますので、気づいたときにリセットケアで筋肉のクセを改善し、歪みのない身体をめざしましょう!

次回は、股関節の調整方法をご紹介します。