アゴの骨は小さな生活習慣のクセなどによっても、非常に歪みやすくなっています。土台である骨格が歪むとその周りの筋肉や皮膚もたるみやすくなり、血液やリンパの流れも悪くなって、顔全体がむくみ、フェイスラインがもたつく、たるむ、顔が大きく見える…などの原因になります。

そこで今回は、歪んだアゴの周りの筋肉をほぐし、フェイスラインのたるみをスッキリさせるメソッドをお伝えしたいと思います。

1●頬骨の下の筋肉を指3本で押さえる
指を置く場所は、黒目の下から延長したライン上で、頬を下から突き上げたときに頬骨で指が止まる場所です。
2●「あ」「ん」と口を動かす
指先でしっかり筋肉に圧をかけたまま(少し痛いくらい)、「あ」「ん」と声を出すように口を動かします。そうして10回、口を開閉したら、押さえる指の位置を耳たぶの方向へ少しずつずらし、同様に「あ」「ん」を繰り返します。
1→5まで、指の位置をずらしながら行います。
3●リンパ節のつまりを解消する
耳下のエラの後ろに親指をかけて、「あ」「ん」と口を大きく動かします(それを繰り返す)。これにより、フェイスラインのたるみの原因になる耳の下(耳下腺リンパ節)のつまりを解消します。
親指をかけるのはこの場所です。

老廃物が滞っていると、圧をかけて動かす時に多少痛みがありますが、老廃物が流れて筋肉に弾力が戻ると、痛みがスーッと抜け、動かしやすくなります。すると、アゴ周りの動きがスムーズになり、フェイスラインがスッキリします。むくみが気になる方や、顎関節症気味の方にもとてもお勧めです。