正面の顔と横顔、2枚の女性の顔写真を見て実年齢を推測するという、某化粧品メーカーの研究があります。正面の写真だと実年齢より若く見える人でも、横顔だと90%近くの人が実年齢を言い当てられたそうです。自分以外の人から見られている時って、正面ではなく、斜め45度くらいの角度のことがけっこう多いですよね。私も、人の横顔を見るときは、ついついアゴのラインに目がいってしまいます。アゴ?首のラインのきれいな女性は、若々しく美しいですよね。

二重アゴの原因は肥満だけじゃない!

二重アゴの原因は、肥満だけではありません!「太る」から「二重アゴになる」というわけではないのです。

[原因1]アゴの筋肉が弱っている
食事のとき、噛む回数が減ると、筋肉が弱ってきます。これは、アゴの下がたるんでしまう原因に!

[原因2]アゴ下のリンパが滞る
アゴの周辺はリンパ管やリンパ節が集中しています。筋肉の衰えによって、このリンパの流れに滞りがおきると、アゴの下がむくみ、二重アゴになります。

[原因3]間違った姿勢
首や肩のコリが強いと、首が前のめりになる姿勢になりがちです。すると、アゴ周辺の筋肉の動きを妨げ、二重アゴになりやすくなります。

アゴの下の舌骨筋が弱くなると、二重アゴになりやすくなります。舌骨筋はのどの真ん中から舌についている筋肉で、英語の「R」の発音の時によく使います。残念ながら、日本語の発音ではあまり使われない筋肉なのです。つまり、英語を話す人と話さない人では筋肉の使い方が違うので、アゴの下のリンパの滞りが違ってきます。