私のサロンにいらっしゃるお客様でも、小顔矯正のご相談にいらっしゃる方は多いです。その原因は睡眠中の歯ぎしりや食いしばりによる影響がとても大きい。歯ぎしりや食いしばりは、エラ張りだけではなく、頬のたるみやほうれい線を目立たせることにもつながります。また、ほお骨の張りだし、こめかみのえぐれ(へこみ)などの原因にもなりやすいのです。

食いしばりの原因の多くは、睡眠中の緊張。うまく脱力やリラックスが出来ないことによって、首や肩に力が入った状態になり、無意識に食いしばりをしてしまうのです。横を向いて寝たり、枕の高さが合っていなかったりすることも原因の一つ。ぐっと食いしばることで、夜寝るたびにエラを張らせる原因の”筋トレ”をしていることになっているのです!

こういったことを避けるには、できるだけ睡眠中は筋肉の緊張を和らげるようにすることが大切。そこで登場するのが「タオル枕」です。首や肩の筋肉の緊張が緩和され、眠りの質も向上。エラ張りやむくみ顔の予防になります。

寝ている時の食いしばりは、自分ではなかなか分からないもの。顔の両方のエラを顔の中心に向かって圧をかけ、奥歯を噛みしめてみましょう。もりっと盛り上がったり、捉えている指を押し返す力が強いときは、睡眠中に食いしばっている可能性大です。

奥歯を噛みしめて筋肉が盛り上がれば、食いしばりの可能性大!
これくらいの大きさのタオルを用意して、縦に半分に折ります
2つ折りにしたタオルをくるくると巻きます
頭の下にタオルを入れて高さを調整します。胸、首、肩に力が入らなく脱力できる高さを探しましょう