汗をかいて体温を下げるのは十分な運動で必要以上に体温が上がっている時には良いのですが、ちょっと動いただけで汗をかいたり、激辛でもない普通の食事で食べているうちに汗をかくのは、余分な水分を捨てて体を温めようとする身体の無意識の反応だと思ってください。
ちょっとした動きでも汗をかくのだから冷え性ではない、と言うのは間違いです。
実は、体内に余分な水分が多くて体が冷えていて、本能的に体が身を守るために温めようとして水分を排出する機会を待っていて、ちょっとした動きで汗をかくのです。
このことから言えるのは、汗っかきでやや肥満傾向の人は実は暑がりやではなく、冷え性だと言うことです。
これは、内臓が冷えた症状なのです。
このような人は、内臓の温度を上げて、体が痩せ易い状態を作る必要があります。
内臓温度が1度上がると基礎代謝は20%も上がると言われています。
女性の場合は特に骨盤内臓器の冷えが婦人科系のトラブルや下半身太りやむくみなどの原因になりますから、ダイエットを試みている女性でもカロリー制限や食事制限ばかりにとらわれず、冷えの改善にも目を向けるようにして下さい。
冷え性に関係する女性のトラブルは子宮に現われることが多く、男性の場合は腎臓に現われます。
男性の中年期に多い腰痛や性欲減退は、冷えで腎が弱るために起こることが多いようです。
また、冷え性はホルモンを調節する自律神経の機能を崩しますが男性の場合はその影響が肝臓から腎臓に現われます。
さらに、ストレスによる自律神経のバランスが崩れも忘れてはなりません。
自律神経は、人の意思ではコントロールできない内臓の働きや体温調節機能などをコントロールする役割を担っていますから、そのバランスが崩れると、実に様々な障害が起こります。
正常な状態では冷えがあれば、自律神経が働いて体がそのバランスをとろうとしますが、それができなくなり、また、ストレスと緊張で末梢血管も収縮してしまい、その結果として冷え性になり、冷え性の現われ方が大汗かきになったりするのです。