汗をかくためには、次の3つが必要です。

1 筋肉量を増やす 2 水分をきちんととる 3 カリウムを適度にとる

まず、1の筋肉量を増やすですが、汗をかくようにするには、基礎代謝を上げてくれる筋力を運動で維持することが必要です。本格的なトレーニングでなくても、1日10分~20分程度のストレッチや簡単な筋トレでかまいません。効果的で質の良い運動をすれば、長時間の運動をする必要はないのです。

運動する時間がとれない人は、たとえば、駅やデパートなどではエスカレーターを利用するのではなく、階段を使うようするなど日常生活において体を動かすことを意識しましょう。これだけで筋トレの代わりになります。ちなみに、階段では、昇りよりも降りるときのほうが、「筋肉を鍛えられる」ということを覚えておいてください。

2の水分を摂ることは、当然ですが汗をかくのに重要です。まず、のどが渇いたら飲むのではなく、乾く前に飲むようにしてください。のどが乾いている状態は、既に水分不足になっているからです。

1日の水分量の目安は、さまざまな説がありますが、基礎代謝を上げることを目的とするなら、自分の体重の数字×50mlが目安です。体重が50kgの人なら、1日2.5リットルの水を飲むとよいでしょう。

とはいえ、水が苦手な方はほうじ茶や麦茶、ジャスミンティーなどノンシュガーでカフェインが少ないドリンクがおすすめです。コーヒー、紅茶、緑茶はカフェインによる利尿作用があるため、これらを飲むときには、量を摂取する必要があります。そのため、できるだけカフェインが入っていないもので水分補給するようにしましょう。

また、運動後の水分補給にもポイントがあります。スポーツ飲料、アミノ酸飲料は運動直後にブドウ糖を補充し、筋肉を形成するのに役立ちますが、ドリンク内に含まれる糖分や運動の度合いによってはカロリーオーバーになって太ってしまうこともあるので、注意しましょう。

そして最後に、3のカリウムですが、不足すると水分が体内に貯まってしまい、汗が出にくくなります。カリウムは新鮮な生野菜や果物に多く含まれているので、1日に1回は野菜や果物を食べるようにしましょう。